自動車の盗難を防ぐ唯一の方法
自動車の盗難は平成15年をピークに減少傾向ですが、それでも毎年多くのドライバーが被害に遭っています。
こちらは車種ごとの盗難事故件数を表したグラフです。
2017年まではプリウスが1位でしたが、2018年からレクサスがトップに。
海外で人気のランドクルーザーとハイエースは上位の常連。そして全体の70%以上が「トヨタ車」という「トヨタブランド」が狙われていることに疑いの余地はありません。
盗難の発生場所についてはグラフを見れば明白です。
自宅でも自宅じゃなくても屋外に止めているとやはり被害に遭いやすいことがわかります。
さらに車の犯罪は「盗難」だけではなく、「車上荒らし」もあります。バンパーやミラー、タイヤ、ホイールなどの外装部品やオーディオ、カーナビ、etcなどの内装部品が盗まれたり、ボディやガラスに傷をつける嫌がらせなどもとても多いです。
そういった犯罪から守るためには車を「隠す」のが一番です。
犯人の目に触れないことが何より重要なのです。
そして近年問題となっているのがスマートキーの仕組みを利用した高級車の盗難です。
ひとつがリレーアタック。電波を増幅させる装置を使って車に近づきスマートキーからID情報を車に送信させてドアロックの解除とエンジンを始動させら手口です。
もうひとつがコードグラバー。
スマートキーからID情報を読み取りコピーすることでスマートキーの複製をしてしまう手口です。
タイヤやハンドルにロックをする。防犯カメラを設置する。保険に入るなどの対策もありますが、根本的な予防策として最も有効な手段はやはり『ガレージに入れる』ことなのです。
参考までに、こちらは盗難発生時間帯を表わしたグラフです。
深夜から早朝にかけての犯行が顕著ですね。
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