今後の賃貸経営の展望は?
日本の「人口」は2010年をピークに減少へ転じ、本格的に減少する局面に入ってきました。
そしていよいよ2020年を境に「世帯数」も減少し始めました。
これまで、人口は減っても世帯数は増えているという既成事実が賃貸住宅オーナーにとって一つの安心材料でしたが、これからはそうも言っていられません。
加えて、賃貸住宅のストック数は増え続けています。必然的に空き家や空室は増える一方です。
では現賃貸オーナーにとって、あるいはこれから賃貸経営をするオーナーにとって、賃貸経営の将来性はないのか?というと、そうとも言えないと思っています。
プラス要因としては、
1.単身世帯の増加
まずはこちらのグラフ。
日本の全体の世帯数は減っているものの、単身世帯は今後も増える見込みです。
夫婦のみ世帯についてもしばらくは横ばいが続きます。
よって、単身もしくは夫婦のみ世帯用の間取り、つまり1Kや1LDKの賃貸需要は今後も続くと思われます。
2.高い参入障壁
スルガ銀行のシェアハウスにおける不正融資事件以降、どの金融機関も事業用融資にとても慎重になりました。ある程度の自己資金がないとローンがつかなくなってきています。
数年前までは自己資金ゼロのサラリーマン大家さんが急増する状況でしたが、これからは過剰な供給はなくなりそうです。
3.サブリース規制法の新設
サブリースをめぐってオーナーと業者間でトラブル (業者側が一方的に家賃の減額を要求する等) が相次いでいることで、サブリース契約をする際のルールが決まられました。
これまでのように、立地や市場や利回りなどを考慮せず、サブリースという制度だけを信用して建築するようなオーナーは今後減っていくと思います。
4.アフターコロナのライフスタイルの変化
新型コロナウイルスの影響でテレワークが増え、賃貸住宅に対する入居者のニーズが変わってきています。家で過ごす時間が増え、仕事を家でしなければいけないというライフスタイルに適応する賃貸住宅が求められています。
具体的には、
①仕事をするスペース、②趣味を楽しむスペース、③くつろいだり落ち着ける空間、などが備わっている賃貸住宅です。
これら付加価値を備え付けた賃貸には人気が集中するでしょう。
当社がご提案する賃貸ガレージハウスはまさにコロナ禍のニーズに適応した賃貸物件です。
賃貸経営をご検討のオーナー様、または入居に興味のある方が是非お問い合わせくださいね(^^)/
(結局これが言いたいだけ…)
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