七福神のご利益
「えべっさん」の愛称で親しまれている西宮神社では、商売繁盛を祈願する「十日えびす」にあわせて、毎年、1月10日の朝に「福男選び」が行われています。
神社の門から境内を走り抜け、本殿にいち早く到達した順に3人目までをその年の「福男」として認める伝統的な神事で、ことしはおよそ5000人が参加されたそうです。
ところで、そもそも「えべっさん」って何?
「えべっさん」とは、七福神の一つ「恵比寿天」のこと。全国に約3500社あるえびす神社の総本社が西宮神社です。
「恵比寿天」は七福神の中で唯一の日本の神様(他はインドと中国)で、日本人には一番馴染みがあります。
いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩くことができなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した人々の手によって手厚く祀れれたのが、信仰のはじまりと伝えられています。
左手に鯛🐟をかかえ、右手に釣竿🎣を持った姿の恵比寿天は、元は「漁業の神」で、後に「商売繁昌の神様」として信仰されています。
ちなみに七福神とは、
恵比寿天(えびすてん)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)
の七つの神様の総称です。
「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
それぞれのご利益は、
恵比寿天 「漁業、商売繁盛の神」
大黒天 「農業、福徳開門の神」
毘沙門天 「勝負ごとの神」
寿老人 「長寿延命の神」
福禄寿 「招徳人望の神」
弁財天 「財宝、縁結びの神」
布袋尊 「夫婦円満、子宝の神」
福をもらいに急いでお参りに行きましょう😁
ちにみに七福神で有名な京都の寺院は、
六波羅蜜寺
http://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000068
松ヶ崎大黒天[妙円寺]
http://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000328
恵美須神社
http://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000065
萬福寺
http://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000377
などがありますよ😄。
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