自動車業界の再編図

国内も海外でも自動車業界の再編が進んでいますよね。
今後の動向にも注目が集まりますが、現在の相関関係をまとめてみました💂

『トヨタ自動車』

トヨタは2016年にダイハツを完全子会社化。
また、日野自動車やいすゞ自動車を傘下におさめており、
スバル、マツダ、スズキの3メーカーとは、技術面や資本面で協業しています。
トヨタはスバルの株式を約17%を取得。スバルはトヨタ・86を開発生産しています。
マツダとはEV(電気自動車)の共同開発を行っています。
スズキとはハイブリッドなど技術提携を結んでいます。
またトヨタは海外の自動車メーカーとも関係が深く、BMWとはスポーツカーやFCVの分野で業務提携を結んでいます。新型スープラはBMWの技術がベースに開発されたのは、有名な話ですよね。


『日産ルノーグループ』

2006年ルノーが日産株の44%保有するカタチで連結子会社化。
2017年には日産自動車が三菱株の34%を取得するカタチで筆頭株主になって、三菱自動車が日産ルノー連合の傘下に入ったことは大きなニュースになりましたよね。
他にもルノーは日産自動車以外にも、ロシアの「アフトバス」や韓国の「ルノー三星」、ルーマニアの「ダチア」などもを傘下に収め、ダイムラーなどとも株を持ち合っております。
日産自動車はアメリカのフォード・モーターと燃料電池自動車(FCV)の分野で協力を結んでいます。
他にもダイムラーとも関係があります。スカイラインに搭載されてるターボエンジンはメルセデスベンツ製(Cクラス)です。


『ホンダ(本田技研工業)』

ホンダは自動車以外にもバイクなど二輪車も発売しており、その販売台数は世界一。他にも船外機や航空機なども発売している総合メーカー。
現在ホンダが業務提携してるのは、アメリカのGMのみ。しかもFCVと呼ばれる水素燃料電池車といった一部の分野。ガソリンエンジンやハイブリッドシステムは全部ホンダが単独で開発中です。
他の自動車メーカーとの関係性が非常に薄く、良くも悪くもホンダは孤立主義を貫いている自動車メーカー。まさに本田宗一郎が掲げた「MM思想」が脈々と受け継がれています。


次に海外の自動車メーカー

『フォルクスワーゲングループ』

ここ数年、トヨタ自動車を抜いて世界一の販売台数を誇る自動車メーカーです。
フォルクスワーゲンはランボルギーニやブガッティ、アウディ、ポルシェ、ベントレーなど、そうそうたる高級車ブランドを手中に収めています。

『FCAグループ』

フィアットとクライスラーが2014年に完全子会社化して作られた自動車メーカー。
このFCAには、アルファロメオやジープ、アバルトといった自動車メーカーが傘下に入っています。

その他にも、
スウェーデンの自動車メーカー・ボルボは、中国の吉利汽車(ジーリー)という自動車メーカーを買収しています。

イギリスの高級車ブランド・ジャガーやランドローバーは、インドのタタモーターズに買収されています。



今後、自動車メーカーは、電気自動車や燃料電池車、ディーゼルエンジンの高効率化も含めて、あらゆる技術開発が必要になります。
自動運転技術の技術競争も一層激しくなるでしょうね。
それに伴う業界の再編にも注目していきたいですね😄

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